
「なんか朝がダルい」「昼前には眠くなる」「顔がむくんでる気がする」
そんな不調を感じ始めた40代の筆者が、「朝食を見直す」ことで何かが変わるのではと、3週にわたる実験を開始。
1週目は話題のバターコーヒー。
2週目はあえて原点に戻り、普通の朝食(パンやごはん)。
そして3週目はプロテイン1杯だけの朝食を実践。
果たしてどんな体調の変化があったのか?
40代ならではの悩みを抱える方に、リアルな体験をシェアします。
バターコーヒーの1週間:空腹と集中力の狭間で
まず挑戦したのが「完全無欠コーヒー」とも呼ばれるバターコーヒー。
グラスフェッドバターとMCTオイルをブレンドしたブラックコーヒーを朝食代わりに飲むというものです。
初日は驚きの連続でした。胃は空っぽなのに、まったく空腹を感じない。しかも、脳がやけに冴える。
午前中の集中力が持続し、仕事の効率もアップ。
3日目あたりからは「お腹が減らないって、逆に怖いな」と感じるほど。
一方で、週末になると「温かいご飯が恋しい…」という感情も芽生えます。
1週間終えた頃には、頭は冴えるけど、ちょっと味気ない朝食だったなという印象に落ち着きました。
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普通の朝食に戻してみた:懐かしさと重たさが同居する朝
バターコーヒーでの朝に慣れたあと、2週目は「普通の朝食」に戻してみました。
メニューは、トーストとゆで卵、または白米と味噌汁、納豆と焼き魚など。
正直、最初の2日間は「うまっ…」と感動。
やっぱり慣れ親しんだ朝食には安心感があります。
ところが、3日目くらいから変化が。
朝の満腹感とともに、動きが鈍くなる。
午前10時を過ぎたあたりから、眠気とだるさがじんわりと押し寄せる。
「あ、これが昔の“当たり前の不調”だったのか」と気づかされました。
むくみも少し戻ってきた印象で、鏡を見ても顔がぼんやり。
一見バランスの良い朝食だけど、自分の体にはやや重たすぎたのかもしれません。
プロテインだけの朝食:軽さと即効性が武器
そして迎えた3週目は、朝食をプロテイン1杯だけに置き換える生活です。
選んだのは、甘さ控えめなチョコ味のホエイプロテイン。水または無調整豆乳で割って飲みます。
最初は「え、これだけで朝ごはん…?」と不安がよぎりました。
でも驚くほど腹持ちが良い。
胃にまったく負担がかからず、飲んですぐに仕事モードに入れる感じがします。
味に飽きそうになったら豆乳を変えたり、氷を入れて冷たくすることでリフレッシュ可能。
また、顔のむくみが明らかに減り、スッキリ感が戻ってきたのも驚きでした。
午前中に軽く空腹を感じるときはありますが、それが逆に「体が燃えている」感覚につながり、集中力が増す感覚があります。
比較してわかった朝食スタイルのメリット・デメリット
3つの朝食を体験してみて、違いはとても明確でした。
項目 | バターコーヒー | 普通の朝食 | プロテイン |
満腹感 | ○持続する | ◎しっかり | △軽め |
集中力 | ◎冴える | △やや低下 | ○安定している |
胃の軽さ | ◎満腹感なし | △重く感じる | ◎軽快 |
手軽さ | △準備や洗い物 | △時間がかかる | ◎すぐ飲める |
若返り | ○顔が引き締まる | △やや戻る | ○むくみ改善 |
それぞれに一長一短がありますが、体の軽さと午前中の集中力という点では、バターコーヒーとプロテインに軍配が上がると感じました。
結論:平日はプロテイン、休日はご褒美朝食がベストかも
今回の3週間チャレンジを終えて、見えてきたのは次のような結論でした。
- 平日はプロテインだけにして、身軽にスタートする
- 休日はゆっくり普通の朝食を楽しむ
- バターコーヒーは集中したい日や忙しい朝にピンポイントで使う
つまり、朝食は毎日同じじゃなくていいんです。
「今日はどんな一日にしたいか?」を基準に、朝食を選ぶ。
それが、40代の体と心を整える“最適な戦略”ではないでしょうか。
まとめ:朝食の見直しは、40代からの人生リセットスイッチ
若い頃は何を食べても元気だった朝。
でも40代になった今、朝食が一日を左右すると実感するようになりました。
- 朝の胃の重さが、集中力を奪っていた
- むくみやダルさは、実は朝食の影響だった
- 体に合った朝食は、想像以上に「若返り」につながる
バターコーヒーもプロテインも、ただの流行ではありません。
どちらも「余計なものを省く」というミニマルな朝食スタイル。
朝を制する者が、人生を制する――。
それを身をもって感じた3週間でした。
今後もいろいろと検証してみたいと思います!
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